電力自由化の流れで乗り換えを選択をする前に知っとくとお得なポイント
電力の小売りがスタートする前に知っとこ!
電力の全面自由化がはじまる4月までに、電気の乗り換えでお得なポイントを知り電気代の節約に繋げたいものです。
大都市と地方の電気会社の乗り換えに温度差があり、東京電力と関西電力エリア内の乗り換え者が多いみたいですね。
また会社を変更すのではなく、今まで利用していた電力会社の新プランに変更するだけでもお得になるサービスも始まるので、乗り換えを検討されてる方は、現在利用している電力会社と比較をしてどちらが料金やサービスがお得なのか見極める必要がありそうです。
電力会社の契約を替えることを=スイッチング
電力広域的運営推進機関による2016年2月26日までのスイッチング申込み件数について公表されてます。
画像元>>電力広域的運営推進機関
スイッチング申込み件数が、東京電力と関西電力に集中していることがわかります。
これから電力会社の変更・検討をされている方は、家庭で使用する電気に適したプランとサービスを選択し電気小売業者に申込みをする必要があります。
現在、199の登録小売電気事業者が存在する中から、ご家庭で利用できる業者を選び電気料金がお得に利用できる電気事業者を選ぶことになるので悩みます。
※ 小売電気事業者の数は経済産業省資源エネルギー庁の登録連絡先一覧でわかります。
乗り換えまえに知っとこ!
電気小売りの歴史
電気の小売り全面自由化は2016年4月から始まりますが、2000年以降から始まった小売りはココから始まった!
大規模工場(2000年~)
↓
中規模工場(2004年~)
↓
小規模工場・スーパー・中小ビル(2005年~)
↓
町工場・コンビニ・一般家庭(2016年~)
このように、長い年月を経て一般家庭までが全面自由化になる壮大なプロジェクトだったんですね!
電気は全て同じ
どの電気小売り業者を選んでも電気の「質」は同じ!
「電気が停電しにくい」「当社の電気は品質が違う」など広告や宣伝で契約者を獲得しようとしてる悪徳業者が存在しているので注意です。
小売業者で停電をする原因が起こることはまずない、停電の原因は発電所や送配電設備による故障などで起こるから。
発電所:電気をつくる
↓
送配電:電気を運ぶ
↓
小売:電気を売る
電気は発電所から直接、一般家庭に送られるので電気小売り業者が電気をどうにかできるものではないのです。
電気小売り業者を選ぶ際に便利な比較サイト
数ある電気小売り業者を選ぶときに便利な比較サイトの利用ですが、どの業者が一番安い料金か調べたりでき、とても参考になりますが1つの比較サイトやシュミレーションだけで選ばないこと、他の比較やシュミレーションも試すと新たにお得に利用できる小売り業者の候補が見つかる可能性もあります。
候補が見つかれば他の検討している業者と比べてみたり、いま利用している電力の数値や料金を比べることで、スイッチング後の電気料金のシュミレーションにもなります。
乗り換えのときにアンペアも見直す
電気料金の請求書や検診票にはアンペア数が書かれています。
このアンペア数を下げることで電気料金を安くすることも可能となるのですが、家庭で利用する家電にあったアンペア数を選ばないと、ブレーカーが落ちて逆に不便になります。
電気代節約でよく利用されているのは、アンペア数を下げ、同時に利用する家電数を減らしすなどの工夫をされてる方もいます。
再生可能エネルギー 発電促進賊課金
「うち再エネ発電賦課金」とは
電力の買取に必要な費用を、再生可能エネルギー 発電促進賊課金として基本料金と電気使用量に対して利用者が負担していることになります。
コストてきにまだ高いとされている再生可能エネルギーをこれからも続けていくのに、とても重要な費用となります。
既存電力エリアによってはメリットがない?
北海道・東北・関東・関西のエリアは電気代が高い!
それに比べ、北陸・九州・中国のエリアは電気代が安い!
料金が高いエリアでは小売り販売業者の参入が多く新電力を選ぶことができるが、現に安いエリアでは参入が少なく新電力を選ぶより、既存の電力会社のプランを見直しすることで電気料金を節約できるようになるかも!
電気小売り業者と契約で確認をすること
・プランの割引の数字だけで選ばない
・小売り業者の社名 /住所 / 連絡先
・契約まえに契約内容を確認
・割引期間と額
・契約の期間
・電気が供給される開始日
・毎月の電気料金の額算定方法
・契約期間内で解約をした場合の制約と手数料
電気乗り換えで用意するもの
電気会社、乗り換えの契約で準備する番号
契約の申込みで必要な番号が2つあります。
1:お客さま番号
2:地点番号
この2つ番号と現在利用している電気会社の名前が必要となり、乗り換える電気小売り業者から聞かれるので準備しときましょう。
契約の手続きが進むと電力量計のスマートメーターへの交換・設置工事となり、この作業が済むと乗り換え完了となります。
スマートメーターは電気使用量が把握できる
新たに設置・交換されたスマートメーターはPC・スマホ・タブレットなどで電力の使用量が簡単に確認できる。
これにより、30分くらいの間隔で使用量が更新されるので、使用した家電の時間帯などを把握すれば電気代節約につなげていくことができる。
小売り電気事業者の「セット割」
小売り電気事業者のプランで気になるのが「セット割」
新料金のセットでお得になる、ガソリン / 通信/ ガス / 水道 / ケーブルテレビ などが販売しており、業種が違う会社がセット割として展開しているサービスで割引されるのでお得となる。
その他にも、お得な付帯サービスもあるので見落としなく!!
注目されているセット割電気料金プラン
昭和シェルのガソリン代がリッターで安くなる。通勤などでクルマを利用される方に人気を集めている。月に割引されるリッター数は決まっているが十分にお得!
CATV・インターネット・電話などのサービスを展するのが「J:COM」は電気使用量に対して割り引く率が上がるので月の電気を多く使う家庭に人気!
大手通信キャリアもセット割でお得になる!
Softbankは東京電力「ソフトバンクでんき」
auは関西電力「auでんき」
このように、2016年4月から電力の全面自由化となるので少しでも安く利用できる小売り業者を選び契約したいものです。
そして、2017年にはガスの小売りも全面自由化される予定です。
通信業者で大手プロバイダーのビックローブでは「東京ガストリプル割」となるガス+電気+通信のセットがあるので上手く活用すればトータルで料金がお得になりそうです。
今後は、さらに色々な業種とのセット割も登場してくると考えれるので注目しておかないと損をしますよ!